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XMのスプレッド一覧まとめ【見方と確認方法を解説】

XMは、海外FXの中でもスプレッドが広い会社と言われています。
スプレッドは取引結果に大きく影響するので、取引をする前にチェックしておかなければいけません。

本記事ではそんな、XMのスプレッドについて銘柄別のスプレッドや概要を詳しく紹介していきます。

スプレッドとは

スプレッドとは、FXにおける手数料のようなものです。

通常の取引毎では手数料が発生しませんが、現在価格から約定価格に生じる数値ずれをスプレッドといいます。

上の画像は、XMでEUR/USD(ユーロ/米ドル)の注文画面を表示させたものです。

  • BUY(買い)→1.05104
  • SELL(売り)→1.05123

このように、買いと売りの数値が異なることをスプレッドが発生している状態であると言います。

買いでは数値が通常のレートよりも上方向に約定、売りの場合は数値が通常のレートより下方向に約定される仕組みです。

エントリー方向から不利な位置で約定されるため、スプレッドが狭ければ狭いほど有利になります。

また、短期取引などのスキャルピングでは特に意識しておくべきだと言えるでしょう。

XMのスプレッド一覧

続いて、XMのスプレッドを一覧形式で解説していきます。
XMでは、3つの口座タイプに分かれており、ZERO口座はスプレッドの狭い口座タイプです。

スタンダード口座とマイクロ口座はスプレッドこそ広いですが、手数料は無料の初~中級者向きの口座タイプと言えるでしょう。

銘柄や種別ごとのスプレッドを詳しく見ていきましょう。

メジャー通貨ペア

以下は、XMで取り扱っているメジャー通貨のスプレッド一覧です。

通貨ペアスタンダード口座ZERO口座
AUDCAD3.0pips1.3pips
AUDCHF3.5pips0.6pips
AUDJPY3.0pips0.6pips
AUDNZD4.5pips1.1pips
AUDUSD1.8pips0.4pips
CADCHF3.7pips1.4pips
CADJPY3.4pips1.1pips
CHFJPY3.4pips1.5pips
CHFSGD25.0pips6.5pips
EURAUD3.8pips1.0pips
EURCAD3.5pips1.5pips
EURCHF2.9pips0.8pips
EURGBP2.0pips0.8pips
EURJPY2.6pips0.6pips
EURNZD6.7pips2.2pips
EURSGD16.3pips9.0pips
EURUSD1.7pips0.3pips
GBPAUD3.9pips2.0pips
GBPCAD5.2pips2.2pips
GBPCHF4.0pips1.6pips
GBPJPY3.2pips0.9pips
GBPNZD8.0pips4.0pips
GBPSGD20.0pips13.0pips
GBPUSD2.3pips0.5pips
NZDCAD4.5pips1.9pips
NZDCHF5.0pips1.8pips
NZDJPY5.0pips1.2pips
NZDSGD20.0pips5.0pips
NZDUSD3.0pips 0.8pips
SGDJPY20.0pips5.7pips
USDCAD2.1pips0.6pips
USDCHF2.4pips0.5pips
USDJPY1.6pips0.3pips
USDSGD 20.0pips6.5pips

スタンダード口座とZERO口座で大きく差がありますが、基本的にメジャー通貨のスプレッドは狭めです。

最も取引量の多いUSD/JPYでは0.3pips~1.6pipsが平均となっています。

メジャー通貨はその分値幅が小さいですが、近年平均値は上がってきているので、スキャルピングなどの短期取引でも利益を出しやすいと言えるでしょう。

平均スプレッドが大きい通貨であれば、その分値幅が大きくなる仕組みです。

マイナー通貨ペア

以下は、XMで扱っているマイナー通貨ペアの平均スプレッドです。

通貨ペアスタンダード口座ゼロ口座
EURDKK23.0pips7.0pips
EURHKD33.0pips10.0pips
EURHUF30.0pips18.0pips
EURNOK69.7pips25.0pips
EURPLN47.0pips27.0pips
EURRUB420.0pips280.0pips
EURSEK55.0pips25.0pips
EURTRY45.0pips23.0pips
EURZAR130.0pips106.0pips
GBPDKK49.0pips20.0pips
GBPNOK80.0pips61.0pips
GBPSEK90.0pips47.0pips
USDCNH3.0pipspips
USDDKK30.0pips7.9pips
USDHKD2.8pips0.5pips
USDHUF25.0pips14.0pips
USDMXN110.0pips50.0pips
USDNOK55.0pips28.0pips
USDPLN35.0pips24.0pips
USDRUB420.0pips290.0pips
USDSEK49.0pips24.9pips
USDTRY35.0pips15.0pips
USDZAR11.0pips8.0pips

通貨によっては100pipsを超えるものもありますが、平均して30~50pipsほどのスプレッドです。
ZERO口座では10pips前後の通貨も目立ちます。

マイナー通貨は、メジャー通貨に比べて大きな変動リスクが生じるため、初期状態でのスプレッドも大きく設定されている仕組みです。

その分値幅が大きいので、うまくいけば高利益を狙えますが、損失を出す可能性も高くなるので注意しておきましょう。

株価指数

以下は、XMで扱っている株価指数の平均スプレッドです。
株価指数はスタンダード口座のみでの取り扱いで、現物取引と先物取引の2種類に分類されます。

銘柄現物先物
AUS20030.0pips×
EU5021.0pips30.0pips
IT401.3pips×
GRE2030.0pips×
CHI501.6pips1.8pips
GER3020.0pips40.0pips
FRA4018.0pips30.0pips
HK501.4pips×
JP2251.2pips2.4pips
NETH256.0pips×
POL200.3pips×
USDX×5.0pips
US5007.0pips11.0pips
US3020.0pips60.0pips
US10020.0pips45.0pips
UK10015.0pips30.0pips
SWI2050.0pips60.0pips
SPAIN350.7pips×
SING6.0pips9.5pips

上記のように、銘柄によって大きな差が生じます。
中には現物取引のみの銘柄もあるので、取引をする場合は事前にスプレッドをチェックしておきましょう。

また、現物取引よりも限月のある先物取引の方がスプレッドは広めです。

日本の銘柄であるJP225(日経225)の場合は、1.2pips~2.4pipsと狭いスプレッドが提供されています。

株価指数はその国によって取引できる時間がバラバラなので、スプレッドと一緒に取引時間も事前確認を怠らないようにしておきましょう。

貴金属

以下は、貴金属銘柄の平均スプレッドです。

商品名平均スプレッド
GOLD3.5pips
SILVER3.6pips
PALL40.0pips
PLAT30.0pips

最も人気な銘柄は、GOLD(金)になります。
平均スプレッドは3.5pipsほどですが、値幅の大きな銘柄であるため、スキャルピングの取引で人気が高いです。

GOLDやSILVERに比べると、PALL(パラジウム)、PLAT(プラチナ)のスプレッドは極端に広いですが、その分値幅が大きいというわけではありません。

GOLDやSILVERに比べて流動性が低いことから、上記のような広いスプレッドが提供されています。

短期トレードをしたい場合は、GOLDやSILVERに絞って取引を行う方が良いでしょう。

商品

以下の表は、XMで扱っている商品の平均スプレッドです。

銘柄平均スプレッド
COCOA1.1pips
COFFE7.0pips
CORN22.0pips
COTTO4.4pips
HGCOP7.0pips
SBEAN1.0pips
SUGAR0.8pips
WHEAT12.0pips

SUGARやCOCOAなどは、メジャー通貨並みに狭いスプレッド環境での取引ができます。
その分値幅は小さく、短期トレードには不向きです。

CORNやWHEATのスプレッドは極端に広く設定されており、値幅も大きいのが特徴です。

世界の資源価格の変動に左右されることが多く、大きなニュースがあると全銘柄でスプレッドが拡大する傾向にあります。

エネルギー

以下は、エネルギー商品のスプレッドです。

商品名平均スプレッド
BRENT0.5pips
GSOIL15.0pips
NGAS3.0pips
OIL0.5pips
OILMN0.5pips

天然ガスやオイル系の銘柄を扱っていますが、流動性によってスプレッドはバラバラです。

BRETやOILは、世界的に取引量が多いことから、0.5pipsの狭いスプレッド水準で取引ができます。

GSOILは流動性が低いので、平均15pipsと広いスプレッド水準です。

全ての銘柄で大きな変動が見込めるわけでなく、時間帯や相場によってはほとんど動きがないケースもあるので、基本的には短期でなく長期的な取引に適していると言えるでしょう。

XMのスプレッドの見方・確認方法

続いて、スプレッドの確認方法を紹介していきます。
スプレッドは、時間や相場状況ごとに大きく変化するので、取引前にある程度確認をしておくべきだと言えるでしょう。

具体的な確認方法を紹介していきます。

MT4/MT5を起動する

スプレッドは、常に変動しているので、公式HPではなく取引ツールのMT4/MT5から確認をします。

まずは、自身のMT4/MT5を起動しましょう。
MT4とMT5では、どちらでもスプレッドに差はありません。

まだダウンロードしていない方は、MT4のダウンロード方法記事を参考にダウンロードしてみてください。

【スマホ版】XMのMT4ダウンロード方法【画像つきで解説】【スマホ版】XMのMT4ダウンロード方法【画像つきで解説】
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気配値表示を選択する

MT4/MT5を開いて、画面上部にある「表示」をクリックしましょう。

その後、表示項目の中から「気配値表示」をクリックします。

表示列からスプレッドを選択する

気配値表示では、デフォルトで売気配、買気配、毎日の変化(変動割合)が表示されます。

  • 買い気配→買い注文時のレート
  • 売り気配→売り注文時のレート

売気配、買気配では、リアルタイムレートの注文価格が表示されており、この数字の差を見てスプレッドを計算することが可能です。

ただし、いちいち計算していると時間がかかって瞬時の判断ができないので、同画面上にスプレッドの数値を表示してあげましょう。

気配値の画面で右クリック→「表示列」を選択→項目から「スプレッド」を選択します。

スプレッドと表示された項目にチェックマークがついているかを確認しておきましょう。

スプレッドの確認

上記の工程が完了すれば、気配値画面にスプレッドが表示されます。

スプレッドの項目に表示された数値が、その時のリアルタイムレートでのスプレッドです。

上画像では、USDJPYで19というスプレッドが表示されています。

この19をpipsに直すと、1.9pipsのスプレッドが提示されているということです。

気配値にスプレッドを確認したい銘柄がない場合は、「表示」→「銘柄」の順にクリックをしましょう。

その後、XMで取引できる銘柄が一覧で表示されるので、表示させたい銘柄をダブルクリックします。

再度、気配値の画面に戻ってあげると、追加した銘柄のスプレッドが確認可能です。

XMのスプレッドは変動制であるため、数値は常に変化をしています。
まずはこの画面から確認をして、取引するタイミングで拡大していないかをチェックしておきましょう。

スプレッドの計算方法

最後に、XMでのスプレッド計算方法を紹介します。

スプレッドは取引毎にかかる手数料ですが、日本円にしていくらくらいかかるのかを把握しておくと便利です。

また、スプレッドの円換算値は、クロス円かドルストレートの通貨でも大きく変わってきます。

  • クロス円
    ⇒USD/JPY,EUR/JPY,GBP/JPYなどの、2番目にJPY(日本円)がある通貨
  • ドルストレート
    ⇒EUR/USD,GBP/USDなどの、2番目にUSD(米ドル)がある通貨

また、基本的なスプレッドの計算式は以下の通りです。

買い売りのレート差×ロット数量×損益通貨の円の価格

上記を踏まえて、クロス円とドルストレート通貨のスプレッド計算をしていきましょう。

クロス円の場合

ドル円のレートが以下の場合だった例で計算をしていきます。

  • 買いレート→130.016円
  • 売りレート→130.000円

上記では、買いと売りで0.016円のレート差が発生しているので、スプレッドは1.6銭です。

ドル円で1ロットのポジションを保有するとなると、0.016円×10万通貨(1ロット)×1円=1600円という計算になります。

つまり、1.6pipsついた際に1ロットの取引をすると1600円が手数料としてかかるということです。

  • 0.1ロット(1万通貨)の場合→160円
  • 0.5ロット(5万通貨)の場合→320円
  • 1ロット(10万通貨)の場合→1600円
  • 5ロット(50万通貨)の場合→3200円
  • 10ロット(100万通貨)の場合→16000円

上記はあくまでも1.6pipsのスプレッドであった場合の例ですが、クロス円はすべてこの計算方法で手数料を算出できます。

ドルストレート通貨の場合

ドルストレート通貨は、一度計算した後に換算する数値を円に換えてあげる必要があります。

EUR/USD(ユーロ/米ドル)を例に、以下のレートで計算をしていきましょう。

  • 買いレート→1.10716
  • 売りレート→1.10700

買いと売りで、0.00016のレート差が生じているので、この時のスプレッドは1.6pipsです。
まずは、クロス円と同様に1.6pipsに1ロット(10万通貨)で計算をします。

0.00016×10万通貨=16

この時にかかる手数料は、16ドルであるという計算です。
続いて、16ドルを当時の日本円レートで計算してあげましょう。

1ドルが130円であった場合、16ドル×130円=2080円になります。

つまり、この時に発生する手数料は10万通貨で2080円という計算です。

スプレッドと同様に、ドル円のレートも日々変化しているので、まったく同じ手数料で取引できるというわけではありません。

円安になれば手数料はどんどん高くなる仕組みです。

計算をする際は、ドル円のレートも意識したうえで確認をしておきましょう。

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