XMでは禁止されている両建て取引が存在します。
もしルールを破って両建て取引をしてしまうと、重い処分を課せられるでしょう。
とはいえ、XMでは違法ではない両建て取引も存在するので、ルールを守った取引は全く問題ありません。
そのためFXで両建て取引をする場合は、ルールを把握しておくのがマストです。
このページでは、XMの両建てに関するルールについてまとめたので、詳しくチェックしていきましょう。
結論、XMで禁止されている両建て取引をするとバレます。
さらに、他のFX業者を利用した両建て取引をした場合、両方の業者にバレてしまいます。
想像以上に簡単にバレてしまうので、XMで禁止されている両建て取引をするのはおすすめできません。
違法な両建て取引がばれてしまう理由は様々ですが、最もバレやすいのは同じ取引プラットフォーム(MT4やMT5など)を利用しているケースです。
取引プラットフォームでは、基本的に全ての取引履歴が記録されています。
そのため、取引プラットフォームの履歴をを見れば、違法行為の発見は難しくありません。
さらに、両建て取引を発見する何らかのツールも利用されていると言われており、バレずに禁止されている両建て取引を続けるのは不可能です。
XMで両建て取引がばれた際は、以下のペナルティが課せられます。
- 出金拒否
- 口座凍結
- 両建て取引で獲得した利益の取り消し
上記を見て分かる通り、XMで両建て取引がばれてしまうと、非常に重いペナルティが課せられます。
その中でも最も重い口座凍結を課せられた場合、それまでに両建てで獲得した利益だけでなく、普通の取引で得た利益すらも出勤拒否にあってしまう可能性があります。
したがって、XMで禁止されている両建て取引がバレた場合は、XMの口座すべてが台無しになってしまう可能性が非常に高いです。
上記のように、禁止されている両建てがバレてしまうと、非常に大きな損失を出す結果となってしまいます。
XMでは両建てに関する明確なルールが定められています。
以下はXMで禁止されている両建て取引です。
- XMの複数口座間での両建て取引
- XMと異なるFX業者間での両建て取引
- 複数人による組織的な両建て取引
- 特定通貨のリスク回避を目的とした複数口座間での両建て取引
XMで禁止されている両建て取引をしてしまうと重い処分を受けるので、両建て取引をする前に必ず確認しておきましょう。
XMの禁止事項・規制対象をわかりやすく解説【垢バンの可能性あり】XM内の封数口座を跨いだ両建て取引は禁止です。
XMでは一人で最大8口座を保有できるので、複数の口座を使い分けている方も多いのではないでしょうか。
両建てを意図して行う場合はもちろん、異なるトレードルールでの取引やEA(自動売買)に利用により、意図せず両建て取引をしてしまう場合もあります。
意図せず両建てになってしまった場合でも、XMでは禁止行為として判断されます。
そのため、XM内で複数の口座を保有している方は、口座を跨いでの両建てに注意してください。
XMの取引口座と他業者の取引口座を利用した両建て取引も禁止です。
国内業者・海外業者を問わず、すべての他業者間での両建て取引が禁止されているので、注意が必要です。
XM内での両建て取引と同様に、意図せず両建て取引をしてしまった場合でも処分の対象になります。
「XMで禁止されている両建て取引をするとバレる?」で解説しているように、異なる業者間での両建て取引はバレる可能性が高く、重いペナルティを課せられます。
したがって、異なる業者間での両建て取引はをするのは、決していいとは言えません。
XMでは、複数人による組織的な両建て取引も、禁止事項に含まれています。
複数人で両建て取引をすると、ゼロカットシステムを悪用した取引が可能となり、不正に利益を上げられます。
とはいえ複数人による両建て取引は、見破るのが難しい取引です。
また、たまたま友人や家族同士で反対のポジションを保有することも珍しくありません。
そのため、複数人による両建て取引は、判定が難しい違法行為です。
XMの公式サイトでは、複数人での両建て取引について以下のように記載されています。
たまたま友人と反対のポジションを保有した程度では問題になりませんが、明らかに不自然な利益が発生している場合など、XMが複数人による組織的な両建て取引と判断した場合は禁止取引とみなされ、利益取消や口座凍結といったペナルティが発生します。
XM
上記のように、XMが明らかに不正な両建て取引をしていると判断した場合が、ペナルティの対象となります。
したがって、意図せず友人同士で両建て取引をした場合に違法行為とみなされることは、ほぼありえないでしょう。
特定通貨のリスク回避を目的とした複数口座での両建て取引は、XMの禁止事項に含まれています。
上記の言葉でわかりづらい方は、以下の例を確認してください。
XM口座:EUR/USD 買いポジション保有
・EUR暴落時に損失が出る
他口座:EUR/JPY 売りポジション保有
・EUR暴落時に利益が出る
上記のポジションを保有すると、EURが暴落した際に損益が相殺され、リスク回避につながる。
上記の例を見て分かる通り、特定通貨の別通貨ペアを反対ポジションで保有すると、相場に大きな変動があった際のリスク回避につながります。
したがって、リスク回避としては理にかなった取引です。
上記の取引は複数口座で行うとペナルティの対象となりますが、同一口座で行うのは問題ありません。
上記の取引をうまく活用すれば有効な手法となるので、利用する際は同一口座で行いましょう。
同一口座での両建て取引は、XMで禁止されていない唯一の両建て取引です。
そのため、XM口座で両建て取引をする場合、同一口座を利用しましょう。
詳しくは口述しますが、XMの両建てにはメリットも存在します。
両建て取引自体が禁止されている海外FX業者も存在するので、両建て取引をしたい場合はXMを利用するといいでしょう。
規則を守って行う両建て取引は、損失を抑えつつ利益を上げる有効な手段です。
FXで両建てをすると、以下3つのメリットを得られます。
- 資金を減らさずに相場を観察できる
- つなぎ売りができる
- XMポイントを獲得できる
メリットを知っておくと効率的に両建てができるので、一つずつ確認していきましょう。
FXで両建てをするメリットの一つは、資金を減らさずに相場を観察できることです。
特に経済発表時などの急激な変動が起こるときに有効で、一時的に大きく動く際に両建てをしておくと損益に振り回されることなくポジションを保有できます。
一時的に相場が大きく動く際は、その後元の価格に戻るケースも多く、両建てをしておくことで無駄な損切を避けられます。
しかし、損切りや利益確定のタイミングを誤ると損失につながる可能性もあるので、両建てを利用する際は、細心の注意を払いましょう。
両建て取引を活用すると、長期取引と短期取引で逆の売買を行うつなぎ売買ができます。
長期上昇トレンドで買いポジションを保有していた場合、押し目をつける短期トレンドに対して売りポジションを仕掛け、長期と短期の両方での利益を狙うのがつなぎ売買の基本です。
XMでは口座を跨いだつなぎ売りは禁止されていますが、同一口座であれば問題なく行えます。
FXでは複数の時間軸でトレードを仕掛けるトレーダーが多く存在するので、つなぎ売りを活用すれば効率よく利益を上げられるでしょう。
XMで両建て取引を行うと、買いポジションでも売りポジションでもXMポイントが加算されます。
XMポイントとは、現金や取引可能のボーナスに交換できるXM独自のポイントです。
XMのリアル口座を保有している方が利用対象者で、XMポイントを獲得すると、現金やリアル口座で取引可能なボーナスと交換できます。
XMポイントは口座で取引できるボーナスだけでなく現金とも交換できるので、多くのXMユーザーが活用しているシステムです。
両建てでポジションを保有してもXMポイントが加算されるので、最小限のリスクでお得なポイントを増やせます。
次はFXで両建てした際のデメリットを確認しましょう。
- 両建て中は大きな利益を得られない
- スプレッドやスワップポイントの負担が増す
両建て取引をする際は、ポジションを多く保有することになるのでリスクが高まります。
そのため、デメリットやリスクを理解して活用しましょう。
FXで両建てをすると、反対方向のポジションを同時に保有するので、大きく利益が伸びることはありません。
一方のポジションがプラスに動けば、必ずもう一方のポジションがマイナスに動きます。
つなぎ売りやリスク回避で、長期的な利益を得るためには有効ですが、短期的に稼げる手法でないことを理解しておきましょう。
また、保有するポジションが増えるので、必要証拠金も増えます。
したがって、証拠金の管理にも注意が必要です。
両建て取引をすると、スプレッドの負担が増えます。
例えば、買いと売りで同じLotで取引した場合、2倍のスプレッドを負担する必要があります。
さらに保有するポジションによっては、スワップポイントの負担が増すのも覚えておく必要があります。
スワップポイントは、金利が低い通貨で売りポジション・金利が高い通貨で買いポジションを保有した場合に利益が狙えますが、両建て手ポジションを保有した場合は、多くの場合でポイントが相殺されてマイナススワップになってしまいます。
上記のように、スプレッドやスワップポイントの負担が増すケースが多いのが両建て取引です。
両者とも一つずつは小さな損失ですが、長期的にみると無視できない金額の損失になります。
したがって、FXで両建て取引をする場合、スワップポイントとスプレッドも計算に入れておきましょう。
このページでは「XMで両建て取引をするとバレるのか」について詳しく解説しました。
XMで違法とされている両建て取引はバレてしまい、重い処分が課されます。
結論、XMで禁止されている両建て取引はハイリスクローリターンなので、手を出さないほうがいいでしょう。
しかしルール上問題ない両建て取引も存在するので、両建て取引自体が近似されているわけではありません。
しっかりとルールを把握し、認められている範囲内で取引をするのが最も安全です。
XMで両建て取引をする方は、ルールを破らないように気をつけましょう。